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2023.9.15

光超音波画像診断装置を開発する(株)Luxonus「第6回日本医療研究開発大賞『スタートアップ奨励賞』」を受賞

新川崎地区ネットワーク協議会の会員である株式会社Luxonus(本社:神奈川県川崎市、代表取締役:相磯貞和、以下、Luxonus)は、内閣府が主催する第6回日本医療研究開発大賞にて新たな画像診断装置(光超音波イメージング)の開発での「スタートアップ奨励賞」を受賞しました。

無被ばくかつ造影剤なしで、これまで画像化が難しかった微細な血管像を短時間で可視化する光超音波3Dイメージング装置の開発に成功し、昨年この新原理に基づく医療機器製造販売承認を取得したことが、受賞のポイントとなりました。

内閣府の第6回日本医療研究開発大賞詳細は、以下のリンク先をご参照ください。https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kenkouiryou/pdf/kaihatsu_taishou_6.pdf

光超音波イメージング装置について

血管は、癌の増殖・転移、慢性炎症、虚血性心疾患、生活習慣病などに係わる重要疾患の発症と病勢を支配する重要な組織ですが、CTやMRIではX線被ばくや造影剤を血管に直接投与するため患者負担が避けられない現状があります。

Luxonusは、光超音波3Dイメージング技術を開発し、無被ばくで造影剤を使用せずに血管を可視化できる医療機器の実用化に成功しました。

本装置は、これまで計測が困難であった微細な血管の状態やリンパ液の流れなどを可視化できることから、癌や血管疾患、リンパ管疾患の診断や病状の進行の評価、治療計画などに利用できるポテンシャルを有しております。

測定の際は体表に近赤外パルスレーザ光を照射して、光音響効果により体内の血管から発生する超音波を、独自技術の半球型超音波センサアレイにより検出し、血流の3D 画像を構築するシステムです。

自動スキャンにより、操作者に依存することなく安定した高精細な画像を取得することが可能です。非侵襲、無被ばくというだけでなく、簡便な操作性と再現性により患者と医療従事者への負担を低減し、より快適な診断環境を提供します。

Luxonusは、独自の光超音波3Dイメージング技術を元に、複数の疾患について大学病院をはじめとする医療機関と共同研究を進めています。これら研究の成果を臨床現場に適用し、更なる適用拡大を目指し医療現場における課題解決と人々の健康な生活の維持、向上に貢献してまいります。

・Luxonusについて

Luxonusは、キヤノン株式会社と京都⼤学が2006年度に開始した文科省イノベーションシステム整備事業(CKプロジェクト)を起源とします。同プロジェクトを引き継ぎ、2014年度から内閣府の⾰新的研究開発推進プログラム(ImPACT)で開発を進めた光超⾳波イメージングの装置を実⽤化するため、2018年12⽉にLuxonusを設⽴しました。本開発は、国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)ならびに国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の資金協力を得て進めております。

  • Luxonus 概要
会社名株式会社Luxonus(ルクソナス)、Luxonus Inc.
事業内容医療機器ならびに理化学機器に関連する製品の製造・販売
設立2018年12月
代表取締役相磯貞和
所在地神奈川県川崎市幸区新川崎7-7、AIRBIC内 A22
ホームページhttps://www.luxonus.jp/
emailアドレスlux-info@luxonus.jp
連絡先 担当:髙橋